はじめに
Cloudflare Workersは、エッジで動作するサーバーレス実行環境です。 コールドスタートがほぼゼロで、世界中のCloudflareネットワーク上でコードが実行されるため、 低レイテンシなAPIを簡単に構築できます。
この記事では、Wrangler CLIを使ったプロジェクトの作成からデプロイまでの手順を解説します。
環境構築
Wrangler CLIのインストール
まず、Cloudflareの公式CLI wrangler をインストールします。
npm install -g wrangler
認証
Cloudflareアカウントと紐付けます。
wrangler login
ブラウザが開くので、Cloudflareアカウントで認証を完了してください。
プロジェクト作成
wrangler init my-api
cd my-api
生成された wrangler.toml にプロジェクト設定が記載されます。
src/index.js(または.ts)がエントリーポイントです。
簡単なAPIを書く
以下はJSONを返すシンプルなAPIの例です。
export default {
async fetch(request, env) {
const url = new URL(request.url);
if (url.pathname === '/api/hello') {
return new Response(
JSON.stringify({ message: 'Hello from the edge!' }),
{
headers: { 'Content-Type': 'application/json' },
}
);
}
return new Response('Not Found', { status: 404 });
},
};
ローカル開発
Wranglerにはローカル開発サーバーが内蔵されています。
wrangler dev
http://localhost:8787 でリクエストを送って動作確認できます。
ホットリロードにも対応しているので、コードを変更すると即座に反映されます。
デプロイ
wrangler deploy
これだけで、Cloudflareのエッジネットワークにデプロイ完了です。 発行されたURLにアクセスすれば、世界中どこからでも低レイテンシでAPIを利用できます。
まとめ
- Cloudflare Workersはコールドスタートなしで超高速
- Wrangler CLIで開発からデプロイまで数分で完了
- 無料枠(10万リクエスト/日)で十分な規模のAPIが運用可能
ちょっとしたWebhook受信やAPI Proxyなど、軽量な用途にはCloudflare Workersが最適です。 ぜひ試してみてください。